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レザーバッグや革小物がお得に「アトリエセール 2/2」

アトリエセール2日目に行ってまいりました。

晴れて暑いなと思ったら雨が降って寒くなった…と、お天気が不安定ですね。

私のお財布は常に寒いので、お天気と違って安定感がありますよ。

 

6月12日(月)~6月14日(水)の間、日暮里工房で開催された「アトリエセール」

レザーバッグにナイロンバッグ、革小物がお買い得になっておりました。

 

今回はアトリエセール2日目についてお送りします。

さて、私、1日目に引き続き2日目も工房でお世話になりました。

 

1日目のように道に迷うことはなく、スムーズに工房へ。

開店時間である10時に向けて着々と準備を進めます。

 

しかし1日目とは違い、ここで懸念すべき点が…

 

 

「これは降るなぁ」

「お客さん来られないねぇ」

 

工房の方々が天気を心配しています。

実際、もういつ降ってもおかしくないほどの曇天でした。

 

ちなみに私、学生時代のイベント(運動会や遠足、修学旅行など)の8割は天気が雨だったほどの「THE・雨男」です。

 

もちろん、皆さんの前では言えませんでした。私が雨を呼んでしまったなんて…申し訳ない…

 

 

10時を迎えました。

相変わらず雲行きは怪しいままでしたが辛うじて雨は降っておらず、お客様が早くもいらっしゃってくださいました。

 

 

AGILITY JAPANでも人気の革小物たち。

上段二列、カードや小銭が一つにまとまるコインケース「アルジャン」

ちなみにお札は三つ折りにすると入ります。

 

 

「フィナンシェ」「ジャンティ」と呼ばれるキーケースと小銭入れが一体型になった革小物もありました。

 

 

キーケースパスケース名刺入れお財布

名刺入れ一つにしても、スタンダードなフタ付き2ポケットのモノもあれば、手紙のようなデザインのモノ、かなり薄いタイプのモノなど様々です。

お安くなっていたこともあり、多くのお客様にお買上げいただきました。

 

 

 

おや?もしかして…

 

 

Oh my god. It’s Rainy.

予報は的中。雨が降ってきました。

 

外に出している商品が雨に濡れないように、早急にレイアウトの変更を行いました。

 

 

ひとまず完了。しかし参りました。

雨が降るとお客様もいらっしゃりにくいですし、バッグや革小物にも影響を与えてしまいます。

革は丈夫ですが、手入れを行う必要があります

濡れてしまった場合は乾拭きで拭いてあげましょう。

 

 

雨とはいえ、それでもご来店くださったお客様がいました。

 

 

三人組のママさん…の、傘。

このセールのためにいらっしゃったようです。

 

「かなり久しぶりですよね?何年ぶり?」

「待ってたのよ~!」

 

二年ぶりです。そしてお待たせ致しました。

私にアトリエセールを開催する権限はございませんが、皆様が少しでも満足できるように今後とも努めたい所存です。

 

いらした三人組のママさん達は工房の方とお話しつつ商品を吟味。

雨ということもあってほぼ貸切状態でした。

 

シークピストなどのパスケースや工房独自のレザートートバッグなど、たくさんの商品をお買い上げいただきました。

 

ありがとうございました!

 

 

雨が降り続ける中、店頭のタカハシは止まない雨を目の前に黄昏れていました。

 

そこへ、体の半分くらいはあるスーツケースに、いくつかのバッグを持った女性が。

 

女性「Excuse me」

タカハシ「はい?」

 

タカハシ、英語に日本語で応えてしまいます。

女性がスマートフォンを取り出し、メールの文面を私に見せてこう言いました。

 

女性「near?」

タカハシ「にあ?あー…近い…?」

 

メールには建物名が記載されていて、「ここに行きたいのだけどどう行けばいいの?」という質問をしていることは分かりました。

しかし、建物名を見ても所在は分かりません。そもそも日暮里に来るのは2日目。

 

職人さん「ネットで調べなよ。うちのPC使っていいからさ」

 

その手がありましたか。早速調べます。

どうやら旅館やホテルなどの宿泊施設のようで、工房から20分ほど歩けばたどり着けるようです。

しかし、ここで問題が。

 

タカハシ「あー…えー…う、うぉーく…とぅえんてぃー…みにっつ?」

女性「walking ?」

タカハシ「うぉーきんぐ、いえす」

女性「where ?」

タカハシ「…」

 

タカハシ、英会話力ゼロ。道案内ができません。

そこへ救いの手が。

工房の方が現在地から目的地までのマップを印刷してくださいました。

私は、女性のスマートフォンを指差してこう言います。

 

タカハシ「ぐ、ぐーぐるまっぷ。なゔぃげいしょん。おっけい?」

 

スマートフォンをお借りし、場所を入力。ナビ開始。印刷したマップをお渡しします。

女性は「あー、なるほどね!」という顔をして「Thank you!」と言いつつその場を去りました。

女性が去った後、安堵感と共に不甲斐なさを感じました。

 

デザイナーさん「こういうことあると、英語勉強しようと思うんだよね」

タカハシ「でも次の日忘れちゃうんですよね」

 

この記事を書いているときは「英語を勉強しなきゃ…」と強く思っていますが、実際のところ昨日は完全に忘れていました。

明日には忘れていると思います。

 

 

なんだかんだ夕暮れです。暗いですね。

ですが、工房にはお仕事帰りの方々がたくさんいらっしゃいました。

 

そうして盛況の中2日目が終了です。

 

アトリエセールの2日間、工房の皆様には大変お世話になりました。

また、たくさんのお客様にご来店いただけました。ありがとうございました。

 


 

2日目の休憩中、職人さんとお話する機会がありました。

 

「店に出回ってる商品は全部、ここから始まるんだよ。デザインから製作まで。」

 

 

そうか、ここは工房か。

今日売れたモノも、私がほしいと思ったこの革小物やバッグも、ここにいる方々が作ったんだ。

 

言葉にするのは難しいのですが、不思議な気持ちになりました。

 


 

さて、アトリエセールに関する記事を立て続けに2本上げました。

 

この2日間、素直に楽しかったです。

ただママさんの自転車を持ち上げられない、英語ができない、シャッターチャンスを逃しがちという課題も見えました。

精進して参りたいと思います…。