素材について
北海道産の牛原皮を、墨田区の染革工場カナメで染色・加工した革です。植物タンニンで鞣した肉厚の牛ステアをベースに、鱈の油と舶来の牛脂などを 昔ながらの製法でブレンドした「カナメオリジナル」のオイルを手塗で革に馴染ませていきます。日本の季節によってオイルの濃度を職人が微調節することで、絶妙な仕上がりとなります。表面はシンプルに染料のみで仕上げた素上げの革なので、使っていくうちに深い色合いになっていく経年変化を愉しめる「育てる革」です。最初はやや硬めでも、使っていくとどんどんやわらかく馴染んでいきます。【アフターケア】柔らかい布などで乾拭きする程度で美しい状態を保てます。クリームやオイルの過度な塗布は革の表情を損ねる原因となるのでご注意ください。