東京の下町、スカイツリーのふもとで、タンニンなめしにこだわり、昔ながらの製法で革を作り続けている染革工房カナメに、1から依頼して生まれた、Agility Affa のオンリーワン・オリジナルレザーです。 ベジタブルタンニンで鞣された牛キップ素材のヌメ革をベースに、ほとんどの工程を染革工房カナメで行います。 革づくりの工程で重要な役割を占める、オイル・染料・水。カナメでは良質なオイルと染料をイタリアから仕入れ、水は工業用水を使わずに、水道水を使用しているので、透明感のある発色のきれいな革に仕上がります。 まずはじめにタイコと呼ばれる大型ドラムで下染めした後に、革を乾かします。時間をかけても自然乾燥にこだわることで、革の風合いを損ないません。 染色の工程では、生産性を上げるために機械で染料を吹き付ける所も多い中、手間もコストもかかる手吹きにこだわり、1枚1枚丁寧に色をつけていきます。最後にバタフリという機械にかけることで自然なシボができます。柔らかいのにコシがある、絶妙な風合いに仕上がります。革の表面に厚化粧をしていない、すっぴんに近い革なので、使っていくごとにどんどん馴染み、革のエイジングを楽しむことができます。 工程の大部分を職人の手仕事にこだわることで、「生きた革」が出来上がります。 生地は100%の綿糸を撚り合わせは8号ハンプを使用しています。