軽くて丈夫な繊維を持つ山羊革をアンティーク調に仕上げた革です。山羊革の特徴である深いシボを生かし、下色をつけた後に一度全体を真っ黒に染め上げてから、手作業で表面の染料を拭き取って谷間にのみ黒色を残す、【谷汚し・拭き取り】と呼ばれる加工を施しています。自然のシボを利用しているため、一つ一つで模様の出方が違うのも特徴の一つです。この革は植物性タンニンで一度鞣した後に、ソフトな風合いを出すためにアルミ鞣し(再鞣し)を行っています。アルミ鞣しは、同じようにソフトな風合いを出すためのクロム鞣しと比べ、環境や自然に優しく人体にも影響が少ない特徴を持っています。
<アフターケア>乾拭き程度で良い状態を保てます。