ソフトな革を得意とする松岡皮革のオリジナルレシピで、天然タンニンと合成タンニンをブレンドし、さらにオイルワックスと一緒に十分に革に充填させることで、ふんわり・しっとりとした質感に仕上げています。
発色がきれいなスムースレザーを染料のみで染め上げ、化粧をすることなくすっぴんに近い状態に仕上げることで、革本来の風合いを絶妙に残しています。
表面はマットな仕上がりですが、使い込んでいくと摩擦でこすれた部分などから艶が上がり、経年変化を愉しむことができます。
コンビなめしですが、タンニンを多めに含ませて鞣しているため革を擦り合わせるといい音がなります。
それが「クライ」の名前の由来です。
【ご注意】「革らしい革」を追求しているため、染料のみで染色をし、極力ナチュラルに仕上げ革味を大事にしております。
その為、多少色ブレが生じることがあります。また革本来が持っている「傷・トラ・血筋」などは隠せませんが、それらを素材の“味”の一つとして、または個性として製品に活かしています。
【アフターケア】小さなひっかき傷などは、軽くこすったり揉んだりすれば、目立たなくなります。基本的には乾拭き程度で良い状態を保てます。元からオイルをふんだんに含んでいるため、基本的には乾拭き程度で良い状態を保てます。
長期間使わずに保管などをした際、少し表面が乾いてきていたら少量のミンクオイルなどを薄く塗布してください。(※多量の油分はオイル染みやコシの抜け等、革の風合いを損ねる原因となりますので、過度な塗布は十分ご注意下さい。)